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1:概要と主な特徴
このゲームはアクション要素も少しあるシューティングゲームです。シューティングゲームを作りたかったことと、一般的な縦スクロール、横スクロールシューティングゲームのように時機が発射した弾と敵キャラクタの座標が一致して当たりというのではない、もう少し違う形のシューティングゲームにしたかったことが相まってこのゲームが誕生しました。
まだアイデアとしてあるだけのゲームへ向けて、応用できたらという思いで、フルーツパオーン初代へいくつかアイデアと特徴を付与して作りました。私としては、いわば技術実証ゲームとしてのニュアンスを多分に含んでいます。
このゲームがどんなゲームかを一言で言い表すと、遠くを通り過ぎていくランナーへ、フルーツを投げて当てるゲームです。
ストーリー
毎年この国でこの時期に開催される「パオーンマラソン」のスタッフ募集へ今年も応募し、経験者優遇として即採用になったあなたは、給水所で給水係を担当することになりました。配布された用紙を読んでいると、ランナーの水分補給のフルーツをランナー自身が掴み取るのではなく、給水係がランナーへ投げて渡すというルールは、未だ健在であることを目にした瞬間、
片手で小さくガッツポーズを決めるあなた。
フルーツを力いっぱい投げて渡す。
ランナーは給水台のすぐそばを通ったり、前方十メートルから数十メートル離れたところを移動していきます。すぐそばを進むのでなければ、手を伸ばしても届かないのでフルーツを手渡するわけにもいかず、そうなるとフルーツを力いっぱい投げてなんとかランナーの元へ届けようとします。
フルーツを斜め上へ投げ上げて放物線を描いたのち、フルーツが地面へ落ちてくるタイミングでランナーにキャッチして食べてもらおうというものです。
そのため投げてから落下するまでフルーツが滞空している時間が数秒程度とまあまああります。投げるコツは滞空時間を読んで先に投げるとうまくいくでしょう。
地面へ落ちるその時にその場所にランナーがいれば、うまくキャッチしてもらえるのですが、いなければフルーツは地面に激突し激しくバシャーと砕け散ります。
他にフルーツランチャーと呼ばれるフルーツ発射器を使用してフルーツを飛ばす方法もあります。
扱うフルーツは3種類
スイカ、ボンタン、ランサを扱います。これらフルーツ達は、どれもみずみずしくおいしいことは同じですが、特徴が異なっています。フルーツの主な特徴として、どこまで飛んで行くかという違いと、投げてから地面へ落下するまでの滞空時間の違いがあります。
投げられて飛んで行く距離が長い特徴のもの、まあまあな特徴のもの、短い特徴のものがあり、滞空時間が長い特徴のもの、まあまあな特徴のもの、短い特徴のものがあります。
コースは全部で4コース。
給水所から一番離れた遠いコース、真ん中コース、近いコース、そして給水所目の前コースがあります。
ゲームタイプは面クリアタイプと目的達成タイプ
面クリアゲームは、ランナーへ決まった個数のフルーツを渡せば1面クリアとなり、休憩を挟んで次の面が始まります。次々と面をクリアしてスコアアタックに挑戦しよう。目的達成ゲームは、謎を解決すればゲームクリアとなるゲームです。